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コロナ前、中の付き添い親ルールについて

令和元年から令和4年にかけて、3回入院しました。
桜6階病棟です。他の病棟ではルールが違うかもしれません。

◆最初に、病棟説明のDVDを見ます。
水道の使い方や子供の病院食の返却方法など、これを見ないと生活が立ち行きません。
入院時に子供が倒れたなどトラブルがあると、看護師さんがDVDを見せるのを忘れてしまって詰みます。
最初に説明を受けるのを忘れないでください。

◆そもそも付き添いについて

基本的には「母親が来て当然」な雰囲気です。
もちろん、仕事等でずっと一緒にはいられない場合にはお任せできますが、大人がいない子だからといって看護師さんが手厚く対応してくれるわけではありません。
主治医の許可がでれば、保育士さんが1日一回、30分程度遊びに来てくれます。

折り畳みベッドと布団は無料で借りられます。
子供が小さいうちは子供のベッドで添い寝もOK。

病室は個室以外はベッド4個で、うち2〜3個くらいがローテーションで使われている感じです。
付き添い親が男性でも女性でも部屋を分ける配慮はないので、就寝時の気まずさから父親の付き添いは難しい感じでした。

◆持ち込みについて
おもちゃは◯個まで、などの決まりがありますがゆるめです。
メルちゃんは、人形・小物・ハウスをあわせて一個カウントでした。
記名は細かいものも含めて必須です。
DVDプレイヤー、携帯ゲーム機、タブレットなども持ち込めます。
充電に使っていいコンセント(2口)が決まっているので、ゲームやスマホなど複数充電したい場合は延長コード付きのタブを持って行った方がいいです。
プレイルームのおもちゃを借りることもできます。
宿題をする子はベッドの上に置けるデスクが借りられます。

怪我防止のため、刃物(ハサミカッター)と油性ペン持ち込み不可なので注意。
入院中は急に記名が必要なものが出るのに油性ペンが無いので、お名前シールを持っていると安心です。
色鉛筆やクレヨンは持ち込みOKでした。キャラクターものの塗り絵がプレイルームでもらえます。

病棟内はかなりエアコンの温度が高めなので、真冬でも夏服推奨です。
子供はパジャマ以外ですと甚平を着ている子が多めです。
大人は、Tシャツ+ジャージくらいでOKです。
日本で三本の指に入るような超偉い先生が回診に来てもすっぴんジャージで対応するのが普通です。心を強く持ってください。

◆食事について
コロナ前から、食べ物の持ち込みが禁止です。
お見舞い、軽食、付き添い親の非常食などもNG。
手術前で絶飲食の子供が、隣のベッドの付き添い親の持ち込んだ食品を食べてしまって手術できなくなったことがあったようです。

付き添い親の食事は、館内5階のコンビニで買い横の休憩スペースで食べるか、近隣の飲食店に急いで食べに行くかです。
徒歩圏内にマクド・吉牛・はま寿司有り。
コロナ禍以降、付き添いの交代がNGになったので、一時的にパパに交代してもらって食事に行くことができなくなって不便です。
「ママご飯食べてくるね」と言って理解できる歳の子なら良いのですが、そうでない場合、子供が寝静まってからこっそり食べに行く感じになります。

コロナ禍で1番ひどい時には、病院外に出ることさえ禁止でした。
プレイルームが子供立ち入り不可になったため、そこを時間で区切って大人の食事スペースとし、コンビニ弁当を急いで食べていた感じで大変でした。

飲み物は、爽健美茶の500ペットボトルくらいなら持ち込んでも見逃してもらえます。
ジュース類は絶対絶対ダメです。
大人も自分用のコップを持参して水道水を飲むのが正解のようです。
ブリタの浄水器を持ってきている人がいて、がさばるけど頭良いなって思いました。

こんな条件の中、入院中ベビーさんのお食い初めをするために、フェルトで作った鯛の祝い膳を持ってきて写真を撮っている家族がいて、工夫って大事だなと感動しました。病棟中から祝福されていました。

◆お風呂
付き添い親も、夜遅い時間帯に30分刻みで予約して浴場が使用できます。
ただ、タイミング悪くちょうど予約時間に子供が夜泣きした、などの理由で入れない可能性が高めです。
子供の点滴が取れてお風呂許可がでたら「入浴介助」の名目で一緒に入ってしまった方がいいです。

石鹸やシャンプーはないので持参します。
入院患者用のベビーソープは置かれていますが使用してはいけません。
脱衣所に鏡がないので、保湿や化粧は病室前の洗面台でします。人目を気にしたら負け。
ドライヤーは借りられますが順番です。

◆ちょっと嬉しい点
都会のど真ん中という立地からか、ボランティアや支援団体の援助が多いです。
イベント時にはクラウンやサンタさんが病棟まで来てくれます。
おもちゃや文房具、ベビー服の寄付が頻繁にあります。
タイミングのものなので必ず何かあるわけではないですが、1週間も入院していれば、かなり高確率で何かしらの「応援」が届きます。
子供が喜びますし、大人も心強いです。

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