「医療機関のための付き添い食ガイドブック」を発行しました

NPO団体と協働して付き添い食を提供する医療機関の好事例を紹介しています

令和6年度診療報酬改定により小児入院医療管理料を算定する医療機関は付き添い者の食事や睡眠などの付き添い環境の改善に取り組まなければならなくなりました。一方で、どのように取り組めばよいのかわからず、戸惑っている医療機関も少なくありません。

そこで、食支援を実践するNPO団体の連絡会である「小児病棟付き添い食支援連絡会 えんたく」では、付き添い食支援に対する医療関係者の理解と認識を深め、活動のヒントにしていただくためにガイドブックを作成しました。

◾️医療機関のための付き添い食支援ガイドブック(全16ページ)

本冊子では、国や支援団体の実態調査をもとに付き添い食をめぐる現状および付き添い者のニーズを解説するとともに、診療報酬改定以前から付き添い食支援を実施する3つの医療機関の先進事例を紹介しています。

医療関係者の皆さまには、こども家庭庁が「令和5年度こども・子育て支援推進調査研究事業 入院中のこどもへの家族等の付添いに関する病院実態調査 検討会委員会」の成果物として作成した『入院中のこどもへの付添い等に関する医療機関の取組充実のための事例集』とともにご活用いただければ幸いです。

また、付き添い食支援に取り組むNPO団体の皆さまも医療機関と協働するうえでのヒントがたくさん見つかると思いますので、ぜひ一度ご高覧ください。

なお、本冊子は、「タケダ・ウェルビーイング・プログラム2023」の助成により制作・発行しています。

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